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医王石とは

医王石とは

医王石とは、石川県と富山県の県境、戸室地区にある医王山や戸室山から採取される良質なミネラルを豊富に含む天然鉱石です。
江戸時代には、加賀前田藩により薬石・薬草の採取地として直轄され、一般人の入山を禁止されており、藩外不出の薬石として管理されていました。
地質学的にみると医王山は海底火山が隆起してできた山です。
そのため、医王石は陸・海・マグマ三種のミネラルを含有した奇石であり、大別して緑色の緑色凝灰岩、黒色のガラス岩鉱石、茶色の石英斑岩の三色系に分かれます。

医王石の特徴

◎多孔質鉱石である。
活性炭のように大小さまざまな大きさの穴が多数あいており、その穴に色々な物質を吸着します。
◎多元素鉱物である。
現在判明しているだけで100種類近い良質なミネラルを含有しております。
◎可溶性がある。
他の鉱石と比べ、水などにミネラルを溶出しやすい特性があります。